alfortface’s diary

プリキュアシリーズの話をします。

ダルイゼンの悲劇

はじめに

この記事はどんな人に届いてほしいのか。
記事を通して伝えたいことは何なのか。
という話をさせてください。


まず、どんな人に届いてほしいかと言うと…

 


しつこくヒープリ叩きを続けている人間= ダルイゼン擁護派だと思っている人です。

 


そうじゃないんです。その逆なんです。
かれこれ一年近く作品叩きを続けている人達にとってのダルイゼンは、庇う対象でもなければ評価に値する敵役でもありません。


パッと見で勘違いしてしまいがちなのですが、 ダルイゼンが作中で着実に積み重ねてきた言動やその成果よりも、 本編と関係のない仮定や例え話の材料としてダルイゼンを利用している人達がダルイゼンを擁護したいわけがないんですね。
ヒーリングっどプリキュアに登場していたダルイゼンというキャラクターを推している人達は、むしろ被害者寄りの立場なんです。


作中でも注目度が高く人気もあり、 主人公プリキュアと特別な因縁があり、 いろんな意味での期待を背負っていたキャラなので「扱いやすい」「注目されやすい」という強みがあるわけです。
だからこそ利用されやすい、ということですね。

 

 

思想と言動

「推しのダルイゼンが納得のいかない退場をした。 ヒープリにはガッカリした」
そういう考え方は全然アリだと思っています。
筆者も当時は「あれ!? 激アツのタイマンバトルは!?」と思い、 正直なところ肩透かしを食らいましたし、 こうなってほしかったな~ みたいな愚痴をこぼしたことも少なくありません。

この話を広げると記事の本筋とズレてしまうので横に置いておきます。


好きなキャラが思ったような結末を迎えなかった、 納得できるストーリーではなかった… といった気持ちを一切吐き出さずに生きていくのは過酷なことです 。
自分の好みと作品の是非を完全に切り離して考えるのも難しい話です。


かといって、制作スタッフの陰謀がどうとかプリキュアはダルイゼンを私情で痛めつけた罪を背負って生きていくだとかを人目に見えるように日々吐き出し続けてしまうのは間違いなく良くないことです。
そういった発言で一発アウトになるとは言いませんが、 毎日のように憶測で作品や製作者を中傷していたら容易く百発アウトくらいになるでしょう。
周囲から「 この人は自分の好き嫌いの通りに世界が動かないと納得できないんだなあ」と思われて終わりです。


ここで挙げた2例について、前者と後者を「ダルイゼン擁護派」と一括りにされがちなのがダルイゼン推しの人にとって辛いところですね。
後者が事あるごとにダルイゼンを利用して過激な発言をツイート検索に引っ掛かるように連投するため「ダルイゼンを庇いたい連中がまた騒いでいる」という勘違いをされがちなんです。
おかげで「ダルイゼン好きだし何とか生きててほしかったな~」みたいな発言をするだけでも無用なリスクが生まれてしまっていま す。

 

 

ダルイゼン推しのリスク

前述の通り、本編がどうとか言わずともダルイゼンに肩入れした時点で「作品叩きをするタイプか?」とチラリとでも思われてしまうことが一番わかりやすいリスクです。

しかもダルイゼンを利用している人が「ダルイゼンが退場したことに心を痛めている人だっていて〜」とか「ダルイゼンが死んで当然だなんて酷すぎる〜」などと言うわけです。
魔改造でコロコロ立場を変えるダルイゼンを使い回した結果「 これだからダルイゼン信者は〜」 みたいに揶揄される土壌を作り出した人達がそんなことを言っていいはずがない。

 

 

魔改造

あえて悪い言い方をすれば、 二次創作も魔改造だと言えてしまいます。
けど二次創作は前提として「使わせてもらっている」 という意識と、 作品への最低限の敬意や閲覧環境への配慮があるべきです。

そうした配慮や敬意が行き届いた創作物について、少なくとも筆者は魔改造とは呼びません。


では前述のダルイゼンを利用している人達はどうかと言うと、 敬意どころか明確に悪意と偏見を持った発言を繰り返しており、 閲覧環境についても言うまでもなし。
ダルイゼンをおもちゃにした上で、 その自家製のおもちゃを製作スタッフや作品に投げつけてストレス発散しているようなものです。


作中でダルイゼンは「自分が居心地良ければなんでも」「オレはオレだ」「オレがオレでなくなる」といった、 人間どころか同族のビョーゲンズすら省みない自分本位な態度を貫 き通していました。
地球を蝕む行為も、 必要に迫られてではなく楽しんで行っていたことが描写されています。
そういったダルイゼンが積み重ねてきた言動や独善性を無視した魔改造で 「彼はこんなに酷い目に遭った」「彼に悪意があったとは言い切れない」みたいなことを吹聴するのはあまりにも侮辱的です。
自分本位を貫き通し、 自分がなくなることを恐れていたダルイゼンにとってこの仕打ちは これ以上ないくらい彼の在り方を軽視していると言えます。

 

 

最後に

筆者が一番伝えたいのは

 


ダルイゼン推し=作品叩きをする人ではない

 


ということです。
作品叩きを繰り返している人が口にするダルイゼンと、 ダルイゼン推しの人達が語るダルイゼンは同一ではありません。
「ダルイゼンに生き残ってほしかった」という主張がそのままヒープリへの批判に繋がるわけではない、 ということを知ってもらいたいです。
ダルイゼンの扱いへの不満を込めて作品叩きする人もゼロではないでしょうが 、 すべてがイコールではないということだけでもご理解いただきたい 。

 


そしてみんなで!
毎週水曜19:30からTOKYO MXにて絶賛再放送中のヒーリングっどプリキュアを視聴しましょう!

https://s.mxtv.jp/anime/healingood_precure/


2022年最初の放送はなんと第6話! あの「ダルのど回」の第一章(諸説あります)!
新年一発目、伝説の始まり(諸説あります)を再び見届けましょう!

 


以上! それでは!